防水工事


建物内部を腐食劣化させるのは屋上やバルコニーなどの隙間から入ってくる水などです。
一般的に塗膜防水の寿命は、7~10年と言われています。
定期的に点検をして、防水効果の状態を確認し、なるべく早いうちに改修しておく事が費用の倍増を防ぐことになります。
一戸建て(木造・鉄筋コンクリート)・マンション・アパート・ビル・店舗・他どのような建物にも対応致します。

 防水工事の種類

塗膜防水(ウレタン)

塗膜防水(ウレタン)は、ゴムシートなどを貼るシート防水などに比べ、複雑な形状でも簡単に施工でき、つなぎ目の無いシームレスな塗膜で美観に優れるなどの特徴があります。
5,6年毎にトップコート(最上位の塗膜)を再塗装することで10年以上の防水性の保持が可能です。

ゴムシート防水

ゴムシート防水は、伸縮性に優れたシート(ゴム系、塩ビ系)を使用するので、建物の収縮に追従性する優れた防水材料と言えます。但し、防水材がシートの形状のため、つなぎ目に重なる部分が生じることと防水下地の平滑さが必要とされます。

塩ビシート防水

塩化ビニル樹脂で作られた防水シートを接着剤などで下地に貼り付ける密着工法は、接着剤で貼るだけといった施工性に優れています。
さらに単層防水のため工期が短いという事や、意匠性に優れ、いろんな用途に対応しやすく、耐久性および遮熱性にとんだトップコートもあります。で固定していく機械固定工法とがあります。

FRP防水

FRP防水とは、優れたFRPの特性を防水分野に応用したもので、防水層は軽量かつ強靭、耐熱性・耐食性・耐候性などに優れているという特長があります。FRP防水は、ガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。したがって出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな層となり、外観的にもきれいな仕上がりとなります。

アスファルト防水(熱工法)

溶融した改質アスファルトを接着剤として、改質アスファルトルーフィングを貼りあわせて防水層を作る工法です。長所は溶融した改質アスファルトを全面に張り付ける為隙間が出来ず、防水層としての信頼性が高いことがあげられます。施工後すぐに硬化して防水性能を発揮します。

アスファルト防水(常温工法)

粘着層付改質アスファルトルーフィング(1~2枚)を下地に張り付け、ローラー転圧をして下地に張り付けて積層し防水層を形成、あるいはルーフィング類(1枚)をゴムアスファルト系などの液状材料で下地に張り付けて防水層を形成します。長所は作業の安全性が高く、施工の準備や段取りは容易であることがあげられます。

お客様の建物の環境や状態から総合的に、最適な施工方法をご提案いたします。